〇特許、実用新案、意匠、商標を出願しようと思ったとき
- 「特許情報プラットフォーム」でまず自分で類似のものがあるか検索してみましょう。使い方マニュアルや動画があります。
特許情報プラットフォーム - 類似のものが見つかったら、誰がどのような製品（商品）を販売しているか一覧に整理して、自分が出願したいものが大丈夫そうか比較してみましょう。
- 出願費用をできるだけ節約するために、所在地の自治体・外郭団体の補助金制度を調べて、利用しましょう。
例えば以下のような制度があります。
東京都知的財産総合センター
横浜市 - 出願を依頼する特許事務所のつてがないときは、所在地の自治体・外郭団体の相談窓口を利用して、出願する分野に強い弁理士を紹介してもらいましょう。
- 特許の出願を弁理士と打ち合わせるときは、少なくとも以下のことを踏まえておきましょう。
・初めからすべてを弁理士任せにするのではなく、自分で発明内容を整理して可能であれば発明提案書を作成してみましょう。
・簡単な発明でも効果が大きい発明を目指しましょう。
・権利範囲の範囲を広くするように考えましょう。
権利範囲の狭い特許はせっかく取得しても利用価値の少ないものとなってしまう恐れがあります。
権利範囲を広くするとほとんどの場合、拒絶通知は来ますが、補正書、意見書を提出して「おとし所」を獲得すればよいと考えておきましょう。 - 商標を出願するときは以下のことを踏まえておきましょう。
・文字や図形、記号など平面的なもの以外に、特徴的な立体形状、音響、動き、匂い等も商標権となりえます。
・商品によっては単純に文字のみの商標とするのはもったいない場合があります。文字と色彩・図形を組み合わせた結合商標（複合商標）とすることも検討しましょう。
〇知的財産権について知りたいとき